千葉 森田知事 “年末年始の不要不急の外出自粛や帰省延期を”

24日に過去最多となる234人の感染が確認された千葉県の森田知事は、臨時の記者会見を開き「現在の感染状況が続けば医療が崩壊するおそれがある」などとして、年末年始の不要不急の外出自粛や帰省の延期を呼びかけました。

千葉県では新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、24日は1日に発表された数としては、これまでの152人を大幅に上回る過去最多の234人の感染が確認されています。

これを受けて、森田知事は臨時の記者会見で「非常に危機感、緊張感をもって受け止めている。現在の感染状況が続けば医療が崩壊するおそれがある」と述べ、危機感を示しました。

そのうえで「一人ひとりが感染防止策を徹底する必要がある」として、26日から来月、1月11日まで不要不急の外出を自粛するよう県民に呼びかけました。

また、
▽帰省は可能なかぎり延期することや、
▽忘年会や新年会を見送ること、
▽初詣では混雑を避けることも、併せて呼びかけました。

森田知事は「市中での感染が増えていて、これまでの対策で十分な効果が出ていないのが実情だ。仕事が終わった人は、なるべくまっすぐ帰宅し、忘年会や新年会も見送ってほしい」などとしています。