「Go To」一時停止 年明けに判断する必要 政府分科会 尾身会長

新型コロナウイルスの対策にあたる政府の分科会の尾身茂会長は、23日の衆議院国土交通委員会の閉会中審査に出席し、「Go Toトラベル」の一時停止期間が終わる来年1月12日以降の対応について、年明けに感染状況を分析して判断する必要があるとする考えを示しました。

この中で、尾身会長は「GoToトラベル」について全国で一時停止とする期間が終わる来年1月12日以降の対応を問われ、「この期間が終わる数日前の段階でかなり真剣な評価をするべきだと思っている。そのときになると、いま取り組んでいる対策の効果がどのくらい出ているのか、感染者の数が下がっていくのか、それとももう一押し対策が必要なのかということがある程度判断できると思う」と述べ、年明けの早い段階で感染状況を分析し、一時停止の対策を続けるべきか、判断する必要があるとする考えを示しました。