仙台“光のページェント”始まる 密集避け開催期間を延長

仙台市中心部のけやき並木をおよそ60万個の電球で彩る「SENDAI光のページェント」が18日夜から始まりました。

「SENDAI光のページェント」は、仙台市青葉区の定禅寺通にあるけやき並木160本をおよそ60万個のLED電球で彩る仙台の冬の風物詩です。

18日は午後7時にけやき並木に付けられた電球が一斉にともされ、訪れた人たちが幻想的な光の景色を立ち止まって眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。

ことしは新型コロナウイルスへの感染対策として点灯式やパレードなどのイベントが中止になり、人の密集を避けるため開催期間が例年よりも延長されています。

また、例年、人が集まるけやき並木の中央の緑道を原則、立ち入り禁止にし、感染防止に使う協力金を支払った人だけが入ることができるようにしています。

母親と一緒に訪れた小学1年生の女の子は「とてもきれいです。感染対策のマスクをしっかりつけて楽しみます」と話していました。

また、仙台市の50代の男性は「いろいろなイベントが中止となるなかでページェントを見られたのでよい年が越せそうです」と話していました。

「SENDAI光のページェント」は、年内は毎日、来月は土日と最終日の11日に点灯が行われます。