
除雪準備中の男性襲ったクマを駆除 新潟 南魚沼
17日朝、新潟県南魚沼市で除雪作業の準備をしていた50代の男性がクマに襲われ、顔や腕にけがをしました。クマはその場から逃げましたが、猟友会に駆除されたということです。
17日午前5時前、新潟県南魚沼市の市野江に住む50代の男性から「クマに顔などをかまれた」と消防に通報がありました。
警察によりますと男性は自宅の敷地にある作業場で「かんじき」を履くなど除雪作業の準備をしていたということですが、その際、突然、体長1.7メートルほどのクマに襲われ、顔や左腕にけがをしたということです。
男性は病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
南魚沼市によりますとクマは午前10時ごろ、地元の猟友会によって駆除されたということです。
連絡を受けた58歳の男性は「クマは作業場で冬眠していたのかもしれない。朝晩の暗いうちの作業は怖いです」と話していました。
新潟県内ではクマの被害が相次いでいて、県は来月15日まで「クマ出没特別警報」を出し警戒を呼びかけています。