バイデン次期大統領 ブティジェッジ氏と会見 多様性重視強調

アメリカのバイデン次期大統領は、新政権の運輸長官に指名するブティジェッジ前サウスベンド市長とともに記者会見を開き、同性愛者であることを公表した初めての閣僚になると述べ、多様性を重視した政権を目指す考えを改めて強調しました。

バイデン次期大統領は16日、デラウェア州で、新政権の運輸長官に指名する、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長とともに記者会見しました。

この中で、バイデン氏は、ブティジェッジ氏が就任すれば、同性愛者であることを公表した初めての閣僚になると述べました。

その上で「この政権はドアを開き、障壁を壊して、あらゆる才能にアクセスする」と述べ、多様性を重視した政権を目指す考えを改めて強調しました。
また、ブティジェッジ氏は、17歳の時、当時のクリントン政権で指名された大使の人事が同性愛者であることを理由に議会で承認されなかったことに触れ「この国には限界があることを学んだ。そして、その限界にどう挑むのかを考えた」と述べました。

その上で「自分がどこに属しているのか悩んでいる人々のことを考えずにはいられない」と述べ、今回の指名の意義を強調しました。

ブティジェッジ氏はこれまでにバイデン氏が起用を発表した新政権の閣僚らの中では最年少の38歳です。

民主党の次世代を担う政治家として期待の声が多いものの国政の経験は無く、就任すれば新政権が掲げる公共交通機関の刷新などで手腕が問われることになります。