17人殺害 仏新聞社など襲撃テロ 13人の被告に終身刑などの判決

フランスのパリの新聞社などがイスラム過激派の男らに襲撃され17人が殺害されたテロ事件の裁判で、現地の裁判所は、テロの共謀罪などに問われた13人の被告に対し、禁錮4年から終身刑までの判決を言い渡しました。

フランスでは2015年1月、イスラム教の教えに反する預言者の姿を風刺画で描いた新聞社「シャルリ・エブド」やユダヤ教徒向けの食料品店がイスラム過激派の男らに襲撃され、合わせて17人が殺害されました。

実行犯の3人は警察との銃撃戦で射殺されましたが、実行犯に武器や資金を提供したなどとして14人がテロの共謀罪などで起訴され現地の裁判所はことし9月から審理を行っていました。

地元メディアによりますと裁判所は16日、別の事件ですでにテロの共謀罪で有罪となっている1人を除く、13人の被告に対し、禁錮4年から終身刑までの判決を言い渡しました。

フランスでは10月、預言者の風刺画を生徒に見せた教員が殺害されるなど、過激な思想への対応がいまも課題となっているほか、宗教の批判も「表現の自由」として認められるべきだというフランスの理念も国内外で議論を呼んでいます。