日本が提案の「伝統建築工匠の技」 ユネスコの無形文化遺産へ

ユネスコの無形文化遺産に日本が提案した、木造建造物を受け継いでいくための宮大工や左官職人などの技術、「伝統建築工匠の技」は早ければ日本時間の17日夜、登録が決まる見通しです。

今月14日に始まったユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は、無形文化遺産への登録に向けた各国の提案について順番に審議を進めていて、これまでにスイスやフランスの機械式時計の職人の技能などが登録されています。

日本は、文化財建造物の保存に欠かせない「建造物修理」の技術や、屋根をふく技術の1つ「かやぶき」、壁の表面を土やしっくいで仕上げる「左官」や、「畳製作」など17の伝統技術をまとめて「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」という名称で提案しています。

日本の提案は早ければ日本時間の17日夜、審議される予定になっています。

これに先立ってユネスコの評価機関は先月、「伝統建築工匠の技」を無形文化遺産に登録するよう勧告していて、「和食」や「和紙」などに続く登録が正式に決まる見通しです。