米 ポンペイオ国務長官が隔離措置 コロナ感染者と接触確認で

アメリカ国務省は、ポンペイオ国務長官が新型コロナウイルスの感染者との接触が確認されたとして、隔離措置をとると明らかにしました。長官自身は検査の結果、陰性だったということですが、容体に変化がないか今後観察を受けるとしています。

アメリカ国務省の報道担当者は16日、声明を発表し、ポンペイオ国務長官が新型コロナウイルスの感染者との接触が確認されたとして、隔離措置をとると明らかにしました。

国務省はプライバシーを理由に、ポンペイオ長官がいつ、誰と接触したのかは明らかにしていませんが、長官自身は検査の結果、陰性だったということで、国務省の医療チームが容体に変化がないか観察するとしています。

今回の隔離措置と関係しているかは明らかになっていませんが有力紙ワシントン・ポストは国務省内で15日、職員の家族向けのクリスマスパーティーが開かれたと伝えています。

アメリカでは、新型コロナウイルスによる死者が30万人を超えていて、こうした中でパーティーを開くことに、専門家などからはポンペイオ長官に対し、感染対策を軽視していると批判の声もあがっていました。