“ばあちゃんサンタ”閉校する小学校で最後の交流 山形 寒河江

クリスマスを前に、「ばあちゃんサンタ」として親しまれてきた山形県の女性が今年度いっぱいで閉校する地元の小学校を訪れ、子どもたちと最後の交流をしました。

「ばあちゃんサンタ」として親しまれてきた寒河江市の菊地トシ子さん(85)は、毎年、クリスマスを前に地元の幸生小学校を訪れて小学生と交流してきました。

143年の歴史があるこの小学校は、かつては200人を超えていた児童数が今では9人に減って今年度いっぱいで閉校することになり、16回目のことしが最後の訪問となりました。

サンタ姿の菊地さんは、児童一人一人にお菓子が入ったプレゼントの袋などを手渡しました。

そして得意の手品を披露すると、子どもたちから拍手と歓声が上がっていました。

6年生の児童3人も手品を披露し、菊地さんに手作りのカレンダーなどを贈って感謝の気持ちを伝えていました。

菊地さんは「楽しくもあるが寂しさもある。思い出を力にして、これからも頑張りたい」と話していました。

6年生の児童は「これからは自分が子どもたちに手品を披露したい」と話していました。

幸生小学校の清野正敏校長は「小学校はなくなるが、地区の人たちに育てられた記憶は子どもの心に残ると思う」と話していました。