来年度予算案 閣僚折衝へ 薬価格引き下げなど焦点に最終調整

来年度=令和3年度予算案の決定に向けて政府は、17日、麻生副総理兼財務大臣と各大臣による閣僚折衝を行い、国が定める薬の価格の引き下げなどを焦点に最終的な調整を行うことにしています。

閣僚折衝は、これまでに調整がついていない個別の予算項目について、麻生副総理兼財務大臣と担当の大臣が直接、交渉するものです。

このうち、田村厚生労働大臣とは、薬の価格などをめぐって協議します。来年度の改定で引き下げる薬の品目を全体のおよそ7割とする一方、価格の削減幅は一定程度、緩和する方向で詰めの調整が行われる見通しです。

岸防衛大臣とは、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発に関連する経費などを協議します。

萩生田文部科学大臣とは、小学校の1クラスの規模を小さくする「少人数学級」の実現などについて協議する予定です。

このほか、梶山経済産業大臣とは2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることや、デジタル改革に向けた予算の充実、野上農林水産大臣とは、農林水産物や食品の輸出額を拡大する目標の達成に向けた予算の確保について協議する見通しです。

政府は、閣僚折衝の結果を踏まえて来年度=令和3年度予算案を取りまとめ、今月21日に閣議決定する見通しです。