勝負の3週間「感染者数 真摯に受け止め 命と暮らし守る」首相

「勝負の3週間」として、感染対策の徹底を呼びかけてきたことについて、菅総理大臣は、今夜、総理大臣官邸で記者団に対し、感染者数が高止まりの状況にあり、真摯(しんし)に受け止めているとしたうえで、引き続き、国民の命と暮らしを守るために全力を挙げる考えを示しました。

この中で、菅総理大臣は、今週半ばまでを「勝負の3週間」として、感染対策の徹底を呼びかけてきたことについて「さまざまな対策を講じてきたが、先週末に3000人を超える感染者があり、高止まりしている状況で、真摯に受け止めている」と述べました。

そのうえで、年末年始に集中的な対策を講じるため、飲食店などへの営業時間の短縮要請の延長や、「Go Toトラベル」の一時停止などを決定したことを改めて説明し「国民の命と暮らしを守るために全力を挙げて取り組んでいきたい」と述べました。

また記者団が「『GoToトラベル』の停止だけでなく、往来そのものの自粛を求める考えはあるか」と尋ねたのに対し「現時点ではない」と述べました。