沖縄 那覇など3市の飲食店など営業時短要請へ 17日から12日間

沖縄県は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、那覇市、浦添市、それに沖縄市にある飲食店などに対し、今月17日から12日間、営業時間の短縮を要請することを決めました。

沖縄県は14日午前、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県内の医療提供体制がひっ迫していることから、新たな感染防止対策を決定しました。

それによりますと、飲食や会食での感染者が多く確認されている、那覇市、浦添市、それに沖縄市の3つの市にある、すべての飲食店と接待を伴う遊興施設などに対し、営業時間を朝5時から夜10時までに短縮するよう要請するとしています。

期間は、今月17日から28日までの12日間で、協力した飲食店に対しては24万円の協力金を支給します。

「Go Toイート」については、営業時間短縮の期間中、県全域で食事券の利用を夜10時までにするよう要請するということです。

一方「Go Toトラベル」は、これまでどおり、沖縄を対象地域から一時除外することは求めません。

また、県民に対しては外出自粛は求めないものの、沖縄本島と離島、または離島間の移動は必要最小限にするよう求めています。

玉城知事「何としても医療崩壊を回避」

玉城知事は、記者会見で「現在の危機的な状況を、いま一度認識していただき、何としても医療崩壊を回避し、穏やかな年末、新年を迎えられるよう、ご理解とご協力をお願いする」と呼びかけました。