茨城県 飲食店の時短要請など一部の市で継続 新たに対象の町も

茨城県は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う12の市と町を対象にした、13日までの不要不急の外出の自粛と飲食店の営業時間短縮の要請について、土浦市とつくばみらい市は今月20日まで継続するほか、新たに利根町も14日から対象に加えると発表しました。

これは茨城県の大井川知事が12日夕方、臨時の記者会見を開いて発表したものです。

県は特別措置法に基づいて感染者が急増している12の市と町に、不要不急の外出の自粛と酒を提供する飲食店と接待を伴う飲食店の営業時間の短縮を要請していました。

期間は13日までですが、12の市と町のうち土浦市とつくばみらい市は人口1万人当たりの新規の感染者数が指標としている値を超えており、期間を今月20日まで継続すると発表しました。

また、新たに利根町も感染者数が増えているとして、14日から要請の対象に追加しました。

県は要請の期間中、すべての日で営業時間の短縮に協力した店には1店舗当たり14万円を支給するとしています。

大井川知事は「自粛要請の対象となる自治体は減るが、県内の病床稼働率は非常に高い状況が続いており、県民には感染防止への協力をお願いしたい」と話しています。