北海道 千歳市職員の新型コロナ感染相次ぎ本庁舎1階を閉鎖

北海道千歳市は、市職員の新型コロナウイルスの感染が相次いでいるため、感染者の多くが勤務していた本庁舎の1階を、12日から今月15日まで、原則として閉鎖することを決めました。

北海道千歳市によりますと、11日、いずれも本庁舎の1階で勤務する30代から40代の千歳市の職員4人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。

これで市の職員の感染者は13人となり、今月に入ってから感染確認は職員は11人で、いずれも軽症か無症状だということですが、本庁舎の1階で勤務する職員が8人と大半を占めています。

このため市は、この階で勤務する職員107人全員の出勤をとりやめてPCR検査を行うとともに、12日から検査結果が出る今月15日まで、本庁舎の1階を閉鎖することを決めました。

この間、このフロアに入っている広報広聴課や観光課、農業振興課など11の課は基本的に業務を停止しますが、緊急の案件については臨時の窓口を設けて対応するということです。

千歳市の山口幸太郎市長は「庁舎内で感染対策を徹底していたと認識しているが、今後、マニュアルを作ってさらに強化していく」と話しています。