北海道 新型コロナ 10人死亡 感染確認177人 12月の死者100人超

11日、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、道内で177人にのぼり、札幌市と旭川市などで合わせて10人の死亡が発表されました。

死亡した人の数は、12月に入ってからのわずか10日余りで100人を超えました。

このうち、▼札幌市では、▽市内に住む105人と▽居住地が非公表の2人の合わせて107人の感染が確認されました。

このほか、道内では、▼旭川市の11人と旭川市が確認した居住地非公表の1人、▼函館市の6人、▼帯広市の6人、▼苫小牧市の3人、▼釧路市の2人、▼千歳市の2人、▼岩見沢市の1人、▼恵庭市の1人、▼音更町の1人、▼余市町の1人、▼胆振地方の9人、▼宗谷地方の6人、▼後志地方の5人、▼十勝地方の5人、▼石狩地方の4人、▼上川地方の3人、▼オホーツク地方の2人、▼日高地方の1人の合わせて70人の感染が確認され、道内の11日、1日の感染確認は合わせて177人となりました。

年代別に見ますと、非公表の19人を除いて▽10代が最も多い27人、次いで、▽40代が24人、▽50代が23人、▽70代が20人などとなっています。

検査数は3728件でした。

道などによりますと、現在の症状が非公表の13人を除いて、▽中等症が2人で、▽そのほかは、いずれも軽症か無症状だということです。

また、177人のうち47人は感染経路が分かっていないということです。

一方、▼札幌市は、市内に住む▽50代の男性と▽90代の女性が10日▽70代の男性2人と▽80代の男性、▽90代の女性が11日、亡くなったと発表しました。

また、▼道が▽70代の女性が9日、▽80代の男性が10日、亡くなったと発表したほか、▼旭川市も、年代と性別が非公表の2人が10日、亡くなったと発表しました。

11日、道内で発表された死亡した人の数は、合わせて10人となり、12月に入ってから死亡した人は合わせて108人と、わずか10日余りで100人を超えました。

北海道内の感染者は札幌市の延べ7138人を含む延べ1万982人となり、このうち、死亡した人は302人、治療を終えた人は延べ8459人となっています。