「大阪コロナ重症センター」に看護師26人を派遣へ 全国知事会

新型コロナウイルスの重症患者専用の医療施設、「大阪コロナ重症センター」に対し、全国知事会は、13府県から26人の看護師が派遣されることを明らかにしました。

関西の2府4県で、
7日発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は、
▽大阪で228人、
▽兵庫で107人、
▽京都で26人、
▽奈良で22人、
▽滋賀で10人、
▽和歌山で4人の合わせて397人でした。

また、大阪で9人、兵庫で4人の死亡が発表され、関西2府4県で亡くなった人は531人に上っています。

このうち、大阪の重症の患者数は141人で、重症患者の実際に運用されている病床も81%に上り、医療体制のひっぱく度合いは高くなっています。

こうした中、全国知事会は「大阪コロナ重症センター」に対し、滋賀県や京都府など13府県から合わせて26人の看護師が派遣されることを明らかにしました。

「大阪コロナ重症センター」は、センターにある30床すべてで患者を受け入れた場合、看護師が130人必要ですが、吉村知事は必要な看護師が不足しているとして、全国知事会などに対し看護師の派遣を要請していました。

大阪府は、このほか自衛隊にも派遣を要請するなど「大阪コロナ重症センター」の看護師の確保を進めています。