奈良 五條の養鶏場で鳥インフルエンザウイルス検出

5日、奈良県五條市の養鶏場でニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。県は、この養鶏場のニワトリ、8万羽余りを処分することにしています。

奈良県と農林水産省によりますと、5日午前、五條市の養鶏場から「ニワトリが30羽、死んでいる」と県の家畜保健衛生所に連絡がありました。

県が、死んだ2羽を含む13羽の遺伝子検査を行ったところ、「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。高病原性とみられ、国が確定のためのさらに詳しい検査を行うということです。これを受けて県は対策本部を設置し、この養鶏場のニワトリ、およそ8万3000羽を処分することを決めました。

県によりますと、鳥や卵の移動が禁止される半径3キロ以内にニワトリ以外の鳥を飼育する農場が2か所あるほか、地域外への運び出しが原則禁止される半径10キロ以内には、養鶏場などが合わせて10か所あるということです。奈良県内の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、9年前の平成23年2月以来、2例目です。

奈良県畜産課の溝杭和己 課長は「県内の養鶏場には衛生管理の徹底をお願いしている。消費者には鶏肉などを食べても感染しないことを呼びかける」と話しています。