那覇空港に緊急着陸のJAL機 エンジン内部を内視鏡で調査へ

4日、日本航空の旅客機が那覇空港に緊急着陸したトラブルについて、現地で調査を行っている国の運輸安全委員会は6日以降、破損したエンジンの内部を内視鏡で詳しく調べるなどして原因の究明を進めることにしています。

4日、那覇空港から羽田空港に向かっていた日本航空の904便、ボーイング777型機で、エンジントラブルが発生したため那覇空港に引き返し、緊急着陸しました。

このトラブルで乗客と乗員189人にけがはありませんでしたが、国の運輸安全委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」として、5日から航空事故調査官を現地に派遣して調査を行っています。

これまでに左側のエンジンのうち機体の推進力を生み出す、「ファンブレード」と呼ばれる羽根の一部の破断と羽根を覆うケースの損傷のほか、左側の胴体と水平尾翼に傷がついていることが明らかになっています。

5日、報道陣の取材に応じた航空事故調査官によりますと、左側のエンジンは、トラブルにより飛行中に停止したとみられるということです。また、調査官は「今のところ鳥がエンジンに巻き込まれた痕跡は見つかっていない」と話していて、6日以降、内視鏡を使ってエンジンの内部を詳しく調べるなどして、原因の究明を進めることにしています。