「はやぶさ2」カプセル分離作業は順調 6日未明に地球帰還へ

日本の探査機「はやぶさ2」を運用するチームは、カプセルを分離させる作業が順調に進んでいることを明らかにしました。カプセルには小惑星の砂が入っているとみられ、5日午後2時半に分離して、カプセルは6日未明に地球に帰還する予定です。

「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」の砂が入っているとみられるカプセルを帰還させるため地球に向けて飛行していて、すでに月の軌道よりも内側に入っています。

JAXA=宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームは日本時間の5日午後2時半に22万キロ離れた位置でカプセルを「はやぶさ2」の本体から分離する予定で、作業は順調に進んでいることを明らかにしました。

カプセルを分離するシステムはこの6年間で初めて動かすほか「はやぶさ2」のわずかな姿勢の変化で分離したことを確認することになっています。

そして分離確認後はすぐに「はやぶさ2」を別の小惑星に向かわせるため軌道を変更し、カプセルの撮影にも挑戦するなど、さまざまな運用が予定されています。

カプセルは6日午前2時半前に地球の大気圏に突入し、オーストラリア南部の砂漠地帯に着地する計画です。

オーストラリア南部の5日朝の天気は雲に覆われて風が強く、時折小雨も降っていますが、現地の天気予報では6日は晴れる見込みだということです。

カプセルの帰還と回収に成功すれば初号機に続いて小惑星の砂を持ち帰ることになるとみられ、世界的な注目が集まっています。