小池都知事 Go Toトラベル「不要不急の外出控えては全世代に」

「Go Toトラベル」をめぐり、東京都の小池知事は、65歳以上の高齢者などに利用の自粛を呼びかけていることについて、「『不要不急の外出を控えて』ということは全世代に言えることだ」などと述べ、若い世代にも感染予防の取り組みを徹底してほしいと呼びかけました。

都は、「Go Toトラベル」の都内発着の旅行について、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に今月17日までの自粛を呼びかけています。

小池知事は、4日の記者会見で「できれば、できるだけ『不要不急の外出を控えて』ということは、全世代に言えることだ」と述べました。

そのうえで、都が酒を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請していることを挙げ、「基本的に世代を限ったものではない。『合わせ技』ですべての世代の皆さんに感染しない、感染させないということを徹底してほしい」と述べ、短期間で感染を抑え込むため、若い世代にも感染予防の取り組みを徹底してほしいと呼びかけました。

さらに、営業時間短縮の要請が今月17日までとなっていることについて、「長々と続けていくつもりはなく、誰も望んでいない。短期集中で、これ以上の拡大を防ぐため引き続きの協力をお願いしたい」と述べ、予定どおり要請を終えられるよう都民に協力を呼びかけました。