経済再生相「最大限の警戒水準」新型コロナ”勝負の3週間”

新型コロナウイルス対策で、政府が「勝負の3週間」と位置づけて、1週間が経過する中、西村経済再生担当大臣は「最大限の警戒すべき水準が続いている」として、感染対策の徹底を改めて呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は、今月中旬までを「勝負の3週間」と位置づけています。

それから1週間がたち、西村経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「新規感染者の数が過去最多の水準が続いていて、最大限の警戒をすべき水準が続いている」と述べました。

そのうえで「医療がかなりひっ迫しており、感染者の増加が続けばより強い措置が必要となり、経済へのダメージがより厳しくなる。なんとかここで対策に協力してもらい、減少傾向にすることが大事だ」と述べ、感染対策の徹底を改めて呼びかけました。

また、厚生労働省の専門家会合が、3日、10代から50代の人が移動に伴ってほかの人に感染させるケースが多いなどと指摘したことについて、西村大臣は「いろいろな活動が活発な世代で会食や移動の機会が多いと思うが、ぜひマスクをして、感染リスクを下げることをお願いしたい」と述べました。