愛知県 新型コロナ軽症患者の療養施設 新たに豊川市に開設

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、愛知県は軽症患者などを受け入れる療養施設を、今の2か所に加えて4日、新たに豊川市に開設します。

愛知県は、新型コロナウイルスに感染した軽症や無症状の患者が一時的に生活する療養施設を、東浦町にある県の宿泊施設と名古屋市のビジネスホテルの2か所に設け、合わせて868部屋を確保しています。

さらなる感染拡大に備えようと、愛知県は豊川市にある「豊川グランドホテル」を全館借り上げて、4日、新たに療養施設を開設します。

このホテルには、58部屋があるということで、県は主に三河地方に住む軽症患者などを受け入れる予定です。

愛知県医務課の藤井博子課長補佐は「先に開設した施設での経験も踏まえ、利用しやすい環境づくりに努めたい」と話しています。