3歳次女を殺害した罪に問われた母親に懲役8年の判決 千葉地裁

去年、千葉県館山市の住宅で当時の夫とともに3歳の次女を殺害した罪に問われた母親に対し、千葉地方裁判所は「身勝手な思いを優先させた犯行はあまりに安直で自己中心的だ」などとして懲役8年の判決を言い渡しました。

千葉県君津市の無職、宮下有布子被告(41)は、去年10月、館山市内の住宅で当時の夫とともに次女の羽山有依ちゃん(当時3歳)の首を絞めるなどして殺害した罪に問われました。

これまでの裁判員裁判で被告は起訴された内容を認め、検察は懲役9年を求刑していました。

3日の判決で千葉地方裁判所の平塚浩司裁判長は、「当時の夫に犯行を促したうえ、みずからの判断で次女の両足を押さえつけるなど、主体的に関与している」と指摘しました。

そのうえで「所持金が底をつきそうになり夫から無理心中を持ちかけられ従ったなどとしているが、生活を維持するための具体的な行動をとっていない。身勝手な思いを優先させて犯行に及んだと言えあまりに安直で自己中心的だ」などとして懲役8年の判決を言い渡しました。

この事件で殺人の罪に問われた当時の夫はすでに懲役9年の判決が確定しています。