立民 共産 国民 社民“コロナ対策議論必要” 会期延長要請へ

3日後に迫った、今の国会の会期について、立憲民主党など野党側は、新型コロナウイルス対策の議論を続ける必要があるなどとして、大島衆議院議長と与党側に会期の延長を要請することになりました。

今の国会の会期末が3日後に迫る中、立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の国会対策委員長が国会内で会談しました。

会談では「Go Toトラベル」の見直しや、医療体制の確保など、新型コロナウイルス対策の議論を続ける必要があるほか、「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐり、安倍前総理大臣の国会招致が不可欠で、会期の延長が必要だという認識で一致しました。

そして、3日に与党側に会期延長を重ねて求めるとともに、4日、大島衆議院議長にも申し入れることを確認しました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に「感染拡大で、地域によっては医療崩壊の危機にひんしている時に、国会を閉じて、みずからの職責を果たさないことは、国民の理解を得られない」と述べました。