新型コロナ 千葉 松戸競輪場でクラスター 警備員7人の感染確認

千葉県松戸市の松戸競輪場でこれまでに警備員7人の感染が確認され、県は感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

千葉県によりますと、松戸市にある松戸競輪場ではこれまでに警備員4人の感染が判明していましたが、新たに警備員3人の感染が確認されました。

これで感染者は7人になり、県はクラスターが発生したと発表しました。

7人のうち6人は、食事や着替えのため場内にある警備員のための休憩室を利用していて、室内は窓が閉めきられているなど換気が不十分だったということです。

利用客に濃厚接触者はいないということですが、競輪場は今月6日まで休業になり、県は関係者の検査を進めることにしています。

また柏市は、クラスターが発生している市内の「認定こども園くるみこども園」で新たに5人の園児や保育士の感染が確認され、感染者が15人に上ったほか、「市立柏病院」でも新たに4人の医療従事者や入院患者の感染が確認され、感染者は9人になったと発表しました。

さらに千葉県によりますと、保育士など職員の間でクラスターが発生している佐倉市の「さくら敬愛保育園」で新たに職員2人の感染が確認され、感染者は合わせて7人となりました。

千葉県内で1日発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は74人でした。

これで県内で発表された感染者は、7000人を超えて合わせて7067人となりました。

また、千葉県内では、これまでに感染が確認されていた、入所者など62人のクラスターが発生している千葉市緑区の特別養護老人ホーム「誉田園」に入所していた70代の男性と、船橋市の80代の男性の合わせて2人が死亡したと発表され、県内で死亡した感染者はこれで89人となりました。