埼玉県 一部地域の飲食店などへの営業時間短縮要請決定 4日~

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、埼玉県は1日の対策本部会議で繁華街のある一部地域の酒を提供する飲食店やカラオケ店に対し、営業時間の短縮を要請することを決めました。大野知事は「事業者と県民に改めて協力を強くお願いしたい」と述べ、要請への協力を呼びかけました。

埼玉県は1日、県の対策本部会議を開き、過去にクラスターが発生した繁華街がある、さいたま市大宮区と川口市、越谷市の酒を提供する飲食店やカラオケ店を対象に特別措置法に基づき営業時間を午後10時までに短縮するよう要請することを決めました。

期間は今月4日から17日までの14日間で、すべての期間で要請に応じた店には協力金として1店舗当たり28万円を支給する方針だということです。

協力金の申請については、県は要請期間が終了したあとの今月18日から、原則、県のホームページ上で受け付けることにしています。

会議のあと、大野知事は「連日100人を超えるなど感染者が増加していて極めて憂慮すべき事態だ。事業者と県民に改めて協力を強くお願いしたい」と述べ、要請への協力を呼びかけました。