新型コロナウイルスによる子どもへのストレス続く

新型コロナウイルスによる子どもたちへの影響について、国立成育医療研究センターのグループがアンケート調査を行ったところ、何らかのストレスを感じているとみられる子どもは70%余りと、ことし4月から5月にかけて行った調査から、ほとんど変わっていないことが分かりました。

このアンケートは国立成育医療研究センターのグループが、高校3年生相当までの子どもや保護者を対象に、インターネットを通じて定期的に行っているもので、3回目となる今回は、ことし9月から10月にかけてのおよそ2か月間で1万人余りが回答しました。

その結果、「コロナのことを考えると嫌な気持ちになる」や「最近、集中できない」など、何らかのストレスを感じているとみられる回答をした子どもは73%に上り、緊急事態宣言が出されていた4月から5月にかけての同じ調査での、75%からほとんど変わっていなかったということです。

さらに、日常生活が変化した理由を、子どもたちが正しく理解できているかを調べたところ、およそ20%の子どもが家族から十分に理由を説明してもらえていないと感じていたということです。

調査を行った半谷まゆみ医師は「夏休みの短縮や秋の学校行事が中止される中で、大人が思っている以上に子どもはストレスを感じていると思われる。保護者や先生は折に触れて子どもの話を聞くなど工夫が必要だ」と話しています。