鎌倉 鶴岡八幡宮 初詣で密防ぐ準備 ライブカメラで混雑確認も

毎年、多くの参拝者が初詣に訪れる神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮では、新型コロナウイルスの影響が続くなか、訪れた人が密集することなく参拝できるよう、さまざまな準備を進めています。

このうち、境内の入り口には、「参拝時は人との間隔をとり、密を避けてください」などと書かれた看板が立てられています。

また、新たにライブカメラも設置して、参拝者が事前にインターネット上で混雑状況を確認できるようにしました。

さらに、祈とうを行う場所も屋内の本殿から屋外に移したほか、例年行っている神事などは、人が集まらないように中止や一般公開しない形で行うことを決めています。
いまは、縁起物の破魔矢を作る作業が追い込みを迎えていて、破魔矢や、えとの縁起物も例年より1か月前倒しする形で1日から求めることができるようにしたということです。

破魔矢を作っている「みこ」は、「コロナ禍で迎える新年とはなりますけれども、いつもと変わらないすがすがしい新年を皆様にお迎えいただけるように準備を進めています」と話していました。