視覚障害男性ホーム転落事故 ホームドア完成前倒し指示 国交相

29日、東京メトロの地下鉄の駅で、視覚障害者の男性が設置工事中のホームドアの間から線路に転落し、電車にはねられて死亡した事故を受けて、赤羽国土交通大臣は、東京メトロに対しホームドアの工事の完成時期を早めるよう指示したことを明らかにしました。

29日、東京メトロ東西線の江東区にある東陽町駅で、江戸川区に住むマッサージ師の68歳の視覚障害者の男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡しました。

ホームでは、転落を防ぐホームドアの設置工事が行われていて、東京メトロは事故を受けて工事の完成時期を2週間早めることを明らかにしています。

これについて赤羽国土交通大臣は、1日の閣議後の記者会見で、東京メトロに対し、ホームドアの設置時期をさらに早めることや、設置が完了するまで駅の警備員を増やすよう指示したことを明らかにしました。
東京メトロは、完成時期を早める検討を急ぐとともに、すでに視覚障害者を見守る役割の職員を増やす対策や、音声でホームドアが開いたままになっていることを知らせる対策を始めていて、今後、ほかの駅でも工事の際に行うとしています。