スピードスケート 選手8人が新型コロナ感染確認 国内大会中止

日本スケート連盟は、スピードスケートの国内大会に出場していた選手8人が、新型コロナウイルスに感染したことを受け、今月4日から山梨県で予定していた国内大会を中止することを決めました。

日本スケート連盟によりますと、先月中旬に北海道で行われた全日本選抜競技会と先月下旬に青森県で行われた全日本選抜競技会の両方に出場していた選手5人と、この2大会に加え、28日から2日間、群馬県で行われた全日本学生選手権に出場した選手3人の、合わせて8人の選手に新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

この8人の選手は、入院やホテルでの隔離措置を行っていて、容体は安定しているということです。

また、保健所が特定した濃厚接触者は14人で、このうち9人はPCR検査を受け陰性と判定され、残りの5人は検査の結果を待っているということです。

これを受け、日本スケート連盟は、感染拡大を防ごうと、今月4日から山梨県富士吉田市で開く予定だった全日本選抜競技会を中止することを決めました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同じ時期に開催が予定されていたワールドカップが中止となっているため、この大会には、ピョンチャンオリンピックのメダリスト、高木美帆選手など国内のトップ選手が出場する予定でした。