東海道新幹線 浸水対策 4年後までに設備導入など実施 JR東海

新幹線を大雨による浸水被害から守るため、JR東海は車両の避難計画を作成したほか、浸水の危険がある重要施設について代替の設備の導入やかさ上げなどの対策を4年後までに行うことになりました。

去年の台風19号で北陸新幹線の車両基地が水没し、10編成120両が廃車になったほか、10日余りにわたって一部区間で運転できなくなるなど大きな影響が出たことから、JR東海は東海道新幹線の浸水対策を検討し結果を公表しました。

それによりますと、大阪 摂津市にある車両基地は10数年~200年に1度程度の被害を想定して、雨量などに基づいて段階的に車両を避難させる計画をまとめました。

沿線にあるおよそ10か所ある信号機や電源設備は移設やかさ上げを行うということです。

また、静岡県浜松市にある検査工場では、1000年に1度程度の被害を想定してブレーキなど安全に関わる検査ができなくなる場合に備えて、移動式の代替設備の導入を決めたということです。

工事費は36億円で4年後までに完了するとしています。

JR東日本と西日本、九州もそれぞれ新幹線の浸水対策を行うとしていますが、ハード面の対策完了の時期を明らかにしたのは初めてです。