土浦市議会 繁華街や市役所でクラスター相次ぎ 一般質問中止に

茨城県土浦市では、繁華街や市役所で、新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが相次いで発生しています。土浦市議会は、来週からの定例議会で予定されていた一般質問を取りやめることを決めました。

茨城県の土浦市議会では、11月30日から12月18日までの日程で、定例議会が予定されています。

議会事務局によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、例年、3日間の日程で行われていた一般質問を取りやめることが、11月20日の議会運営委員会で決まったということです。

土浦市では11月に入って、繁華街でクラスターの発生が相次いでいるほか、市の職員もこれまでに22人が感染し、市議会議員1人への感染も確認されています。

土浦市の安藤真理子市長は「新型コロナウイルスへの対応で職員が大変だということで、議員の方々が心配したと聞いている。一般質問は行われることが望ましいが、配慮はありがたく思っている」と話しています。