新型コロナで新サービス 動画配信システムも 葬儀などの展示会

新型コロナウイルスの影響でオンラインを取り入れるなど新たな形の葬儀や供養が導入される中、東京都内で開かれている展示会ではさまざまなサービスや商品が紹介されています。

24日から東京ビッグサイトで開かれている葬儀や供養に関する展示会にはおよそ200社が参加しています。

ことしは新型コロナウイルスの影響で新しい提案が多く、大人数が集まることが難しい場合でも亡くなった人を少しでも華やかに送り出したいという人のためにひつぎに入れる花で作った商品などが紹介されています。
また、参列できない人のために葬儀の様子をスマートフォンで撮影して動画で配信するシステムも関心を集めていました。

このほか、ガラス容器に花や遺骨を入れて、身近に置いておくことができるサービスなどがあり、会場には多くの人が訪れていました。

展示会を主催している佐々木剛事務局長は「新型コロナウイルスの影響があっても故人を大切に送りたい気持ちは変わらないものだと思う。新たなサービスを提案する場にしたい」と話していました。

この展示会は26日まで開かれています。