衆参予算委 “Go To”運用見直しなど 25日に集中審議

国会は、25日、衆参両院の予算委員会で菅総理大臣らが出席して集中審議が行われ、「Go Toキャンペーン」の運用の見直しを含む新型コロナウイルス対策などについて論戦が交わされます。

国会は25日、衆参両院の予算委員会で、菅総理大臣と関係閣僚が出席して集中審議が行われます。

集中審議では、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて、「Go Toキャンペーン」の運用の見直しを含む拡大防止策や経済の立て直しについて論戦が交わされます。

また、アメリカ大統領選挙などを受けた今後の外交政策や、「日本学術会議」をめぐる政府の対応なども議題となる見通しです。

国民投票法改正案めぐり与野党が駆け引き

一方、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案をめぐっては、26日、衆議院憲法審査会が開かれ、先週に続いて自由討議が行われます。

自民・公明両党と日本維新の会は、すでに実質的な審議が行われているとして、速やかな採決を求めていて、国民民主党も採決に応じる構えをみせています。

これに対し、立憲民主党と共産党は、さらなる議論が必要で採決は認められないと主張していて、国会の会期末まで2週間を切る中、改正案の採決をめぐって与野党の駆け引きが続く見通しです。