埼玉 大野知事 Go Toイート“食事券販売や利用 一時停止検討”

外食需要の喚起策、「Go Toイート」について、埼玉県の大野知事は、県内での食事券の販売や利用の一時停止を検討していると明らかにし、24日、国の方針も踏まえて決定したいという考えを示しました。

23日開かれた全国知事会のオンライン会議で、大野知事は「『Go Toキャンペーン』は新型コロナウイルスの影響を受けた方々を直接支援できるものだが、憂慮すべき感染状況が続く中で運用の見直しは致し方ない」と述べました。

このあと、大野知事は報道関係者の取材に対し、外食需要の喚起策「Go Toイート」について「食事券の発給や利用の見直しを協議する」と述べ、プレミアム付き食事券の販売や、販売済みの食事券やポイントの利用を一時的に停止することを検討していると明らかにしました。

そのうえで、24日開く県の対策本部会議で協議し、国の方針も踏まえて決定したいという考えを示しました。

埼玉県は、およそ80万セットのプレミアム付き食事券を販売する予定で、10月23日から販売した分は完売し、残りを12月1日から販売することになっていました。