大相撲11月場所 十両は翠富士が初優勝

大相撲11月場所の十両は、静岡県出身の翠富士が優勝決定戦を制して初めての十両優勝を果たしました。

11月場所の十両は、21日の14日目を終えて翠富士が4敗で単独トップに立ち、星の差1つの5敗で旭秀鵬など4人が追っていました。

千秋楽の22日は翠富士と旭秀鵬が対戦し、旭秀鵬がはたき込みで勝ちました。

5敗だった他の3人の力士が敗れたため翠富士と旭秀鵬の2人が10勝5敗で並び、優勝決定戦となりました。

決定戦では翠富士が押し出しで勝って初めての十両優勝を果たしました。

翠富士は静岡県焼津市出身の24歳。近畿大学を中退して伊勢ヶ濱部屋に入門し、平成28年の秋場所で初土俵を踏みました。

ことし3月の春場所で十両に昇進し自己最高位の十両2枚目で迎えた今場所は、頭で当たったあとからの肩すかしや13日目に見せた24年ぶりの決まり手、「ずぶねり」など多彩な技で白星を重ねました。

10勝を挙げた翠富士は十両優勝とともに、来場所の新入幕を確実にしています。

翠富士は「できれば本割で決めたかったが本当にうれしいです。場所前にしっかり稽古ができて体重が少しずつ増えたのがよかったと思う。幕内では今までテレビで見ていた人たちと対戦できるので、自分の力を出し切りたい」と話していました。