ジョージア州の再集計結果にトランプ大統領支持者が抗議

アメリカ大統領選挙で激戦州となったジョージア州が再集計の結果、民主党のバイデン氏の勝利を公式に認定したことに対し、トランプ大統領を支持する多くの人が州政府の庁舎前に集まり、抗議しました。

今回のアメリカ大統領選挙で、ジョージア州は両候補の得票率の差がわずかだったため票の再集計が行われ、州政府は20日、民主党のバイデン氏が勝利したことを公式の結果として認定しました。

これに対して、トランプ大統領を支持する多くの人が21日、州都アトランタにあるジョージア州の庁舎前に集まり、大統領の旗を振ったり「選挙を盗むな」と書かれた看板を掲げたりして、州政府に抗議しました。

一方、庁舎前では、トランプ大統領に反対する人たちも盾を持って隊列を組み、「民主主義を守れ」「ファシストを許すな」などと声をあげて、大統領は結果を受け入れるべきだと主張していました。
トランプ大統領の支持者と反対派の双方には自動小銃で武装した人の姿が多く見られ、地元の警察は2つのグループの間に入る形で衝突を防いでいました。

ジョージア州では、大統領選挙と同時に行われた連邦議会上院の選挙で当選者が決まらず、来年1月に決選投票が行われることになりました。

決選投票の結果は、連邦議会上院で多数派となる党を決めることにもなるため、全米の注目を集めています。
トランプ大統領の支持者の男性はNHKの取材に対し「私はどれだけ多くの人がトランプ大統領の旗を振り、支持してきたかを見ており、圧勝したと思っている。この選挙は明らかに盗まれたものだ」と話していました。

一方、反対派の女性は「トランプ大統領を支持せず、右翼思想の人たちに政府が乗っ取られるのを防ぐために闘っている市民がいるのだということを示すために来た」と話していました。