香川県沖の旅客船沈没事故 船長「あのコースは初めて通った」

香川県沖で修学旅行中の小学生ら62人が乗った旅客船が沈没した事故で、浅瀬に乗り上げて船を沈没させたとして逮捕され、21日釈放された45歳の船長はNHKなどの取材に対し、現場周辺を航行したのは初めてだったことを明かしました。

今月19日、香川県坂出市の沖合で、修学旅行中の小学6年生ら62人が乗った旅客船が沈没した事故では、多くの児童が海に飛び込んで救助を待ったほか、一部の子どもたちは浸水する船の上で救助を待ちました。

高松海上保安部は岩場の存在などを十分に確認せずに旅客船を航行させ、浅瀬に乗り上げて沈没させたとして高松市に住む45歳の船長を業務上過失往来危険の疑いで20日逮捕しましたが、逃亡や証拠隠滅のおそれがないなどとして21日、釈放しました。

船長はNHKなどの取材に対し、「あのコースは初めて通った」と話し、現場周辺の海域を船で航行したことは初めてだったことを明かしました。

海上保安部は船長が現場周辺に岩場が多いことを十分認識しないまま船を航行していたとみて、今後、任意で捜査を続けるとしています。