卓球 ファイナル 伊藤美誠 中国選手に敗れ決勝進出ならず

卓球の世界ランキング上位の選手で争うファイナルは準決勝が行われ、東京オリンピックの代表に内定している伊藤美誠選手は中国選手に1ゲームも奪えず、ストレート負けで決勝進出はなりませんでした。

卓球の国際大会、ファイナルは世界ランキングの上位、男女それぞれ16人の選手が出場し、シングルスのみで争う大会です。

21日は準決勝が行われ、世界ランキング2位の伊藤選手は世界5位で中国の王曼※イク選手と対戦しました。

伊藤選手はサーブやレシーブで主導権を握る得意の攻撃ができず、第1ゲームを3対11、第2ゲームも4対11で落としました。

第3ゲームは終盤まで競り合いましたが、勝負どころでポイントを取れず、9対11で奪われました。

第4ゲームも相手のサーブやレシーブに対応できず、6対11で落としました。

伊藤選手はゲームカウント0対4のストレートで敗れて決勝進出はなりませんでした。

伊藤選手は新型コロナウイルスの影響で8か月ぶりの国際大会となった先週のワールドカップと今回のファイナルで、強豪・中国の選手以外には安定した試合運びを見せて勝ち進んだ一方、ともに準決勝で中国選手に敗れ、金メダルを目指す東京オリンピックに向けて、改めて中国の壁の厚さを感じさせる大会となりました。

※イクは「日」の下に「立」。

伊藤「自分を見つめ直したい」

準決勝で中国の選手にストレート負けを喫した伊藤美誠選手は「自分のサーブで崩すことが難しく、相手のレシーブもすごく際どいところに返って来た。自分自身が攻めきれるところまで行かなかったし、自分の展開に持っていけることが少なかった」と試合を振り返りました。

また、1ゲームも奪えなかったことについては「1ポイント取ることが難しく、すごく差があると感じた。このままでは王選手には一生、勝てないと思ったので、しっかりと自分を見つめ直したい」と話しました。

そのうえで、8か月ぶりの国際大会となったワールドカップとファイナルの2つの大会について「いろいろな中国選手と対戦ができて、反省することも多かったが、得るものもたくさんあった。またしっかりと練習して、次は自分らしいプレーを出せるようにしたい」と話していました。