コロナでどうする阿波おどり 感染防止図る踊りを披露 徳島

感染防止を図って阿波おどりの新たな実施方法を検討しようと、踊り手や観客どうしの距離をとるなどの対策を取った試みが、21日から徳島市で始まりました。

徳島市の阿波おどりは新型コロナウイルスの影響でことし中止されましたが、来年は開催できるよう、実行委員会では感染防止策を講じた新たな実施方法を検討する試みを21日から始めました。

21日は市内の公園におよそ900の観覧席が設けられ、観客は接触感染のリスクを減らすため電子チケットを使って入場し、間隔を空けて着席しました。

一方、踊り手たちはフェイスガードを着用し、三味線や笛などで奏でる特有のリズム「ぞめき」が鳴り響く中、距離を保ちながら、多彩な踊りを披露しました。

観客は「迫力があってすてきだった」とか、「密集しての踊りが阿波おどりのだいご味ですが、コロナの中では距離をとるのは大切だと思います」などと話していました。

徳島県阿波踊り協会の岡秀昭副会長は「踊り始めたら、いつもどおり踊ることができました。来年の夏は4日間阿波おどりを続けてほしい」と話していました。

実行委員長を務める徳島市の内藤佐和子市長は「新しい生活様式に合わせたガイドラインを作って実施することが必要で、成功すれば全国のお祭りの参考になるのではないか」と話していました。