ワクチンは公平に分配されるべき 国連事務総長

国連のグテーレス事務総長は、G20サミット=主要20か国の首脳会議が始まるのを前に記者会見を開き、国連が主導する新型コロナウイルスのワクチンを公平に分配する枠組みを支援するよう呼びかけました。

グテーレス事務総長は、21日から始まるG20サミット=主要20か国によるオンラインの首脳会議に参加するのを前に20日、ニューヨークの国連本部で記者会見を開きました。

この中でグテーレス事務総長は「最近のワクチン開発の進展は希望の光だ。しかし、この光はすべての人に届く必要がある」と述べ、ワクチンは公平に分配されるべきだと、改めて強調しました。

そして、国連の専門機関の、WHO=世界保健機関などが主導して立ち上げたワクチンを公平に分配するための国際的な枠組みについて、「G20には資源がある。すべての国がこの枠組みを支えることを求める」と述べて、G20の中で、まだ参加していないアメリカやロシアを念頭に支援を呼びかけました。

また、グテーレス事務総長は、ワクチンに関する真偽の定かでない情報が、ソーシャルメディアを通じて拡散していると指摘し、「国連は、ワクチンに対する信頼が高まるよう、事実に基づいた確実な情報の提供に取り組んでいる」と述べました。