3連休初日 伊勢神宮にも大勢の人 三重

新型コロナウイルスの感染確認の発表が、20日、全国で2400人を超えて過去最多となる中、3連休の初日を迎え、三重県を代表する観光地の伊勢神宮や周辺では大勢の人が訪れ、感染対策をとりながら散策などを楽しんでいます。

伊勢市にある伊勢神宮の内宮や土産物店などが並ぶ「おはらい町」では、家族連れなど多くの参拝者や観光客が訪れ、散策を楽しんだりお土産を選んだりする姿が見られました。近くの駐車場は、朝から満車になっているところもありました。

伊勢神宮によりますと、新型コロナウイルス影響で参拝者の数は一時大きく落ち込みましたが、先月は前の年の7割ほどまで回復したということです。

長野県佐久市の40代の女性は、「伊勢神宮は屋外なので、飲食店などに長居しなければ感染の心配は少ないと思いますが、マスクと手洗いは欠かさずしています」と話していました。

内宮の近くで換気のためタクシーの窓を全開にして待機していた運転手は、「4月ごろは、がらがらでしたが、Go Toキャンペーンが始まって人が戻ってきました。感染がまた広がっているので、お客さんにマスクをしてもらったり車内の換気をしたりして対策を徹底したい」と話していました。