3連休初日 東京駅 各地に向かう多くの観光客の姿も

3連休初日の21日、東京駅ではGo Toトラベルを利用するなどして各地へ向かう観光客の姿が多く見られました。

21日朝の東京駅は大きなキャリーケースやお土産の袋を持った人たちが多く行き交い、新幹線のホームでは列車を待つ乗客が列を作っていました。

JR東日本は予約の状況や乗車率を発表していませんが、午前中、東北や新潟、金沢に向かう新幹線では座席の半分以上に乗客が座っていました。

新潟に向かう30代の男性は「転勤した友人に会いに行きます。Go Toキャンペーンを利用できるせっかくの機会なので再会を楽しみたいです」と話していました。

全国で新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、旅行に行くか悩んだという声も聞かれ、宮城に向かう70代の女性は「孫が新幹線に乗りたいと言うので1か月前から計画していました。感染拡大は悩ましいですが、思い切りました」と話していました。

また山形の神社に参拝するという40代の女性は「感染拡大は心配ですが、楽しみにしていた旅行なので消毒などの対策をとりながら観光したいです」と話していました。

仙台駅には旅行や帰省の人たちの姿

JR仙台駅では東京などから旅行や帰省で宮城県を訪れた人たちの姿が見られ、感染対策をとりながら休日を過ごしたいといった声が聞かれました。

JR仙台駅では21日午前から旅行や帰省で訪れた人たちがマスク姿にスーツケースなどを持って次々と改札から出てきました。

東京から来た会社員の女性は「友達と一緒に、仙台駅周辺や観光名所の松島などをまわりたいと思っています。毎日体温を測っていてけさも確認してきましたが、夜はホテルから出歩かないようにしたいと思っています」と話していました。

また妻の実家がある仙台市に1年ぶりに帰省したという神奈川県の30代の男性は「こういう環境での移動には感染リスクがあるかもしれませんが、両親に孫を見せてあげたいという気持ちも強く、体調管理をしっかりして帰ってきました。遊びには出ず、家でゆっくり過ごしたいです」と話していました。