CO2回収技術「CCUS」技術普及へ連携 東アジアサミット大臣会合

ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国と日本やアメリカ、中国などが参加する東アジアサミットのエネルギー大臣会合が開かれ、排出された二酸化炭素を地中に埋めたり、化学品などに再利用したりする「CCUS」と呼ばれる技術の普及に向けて各国が協力して取り組んでいくことで一致しました。

東アジアサミットのエネルギー大臣会合は、20日、オンラインで行われました。

この中で、梶山経済産業大臣は、「脱炭素化を進めるには、排出された二酸化炭素を回収する技術であるCCUSが1つの鍵となる」と述べ、技術の普及に向けて各国の協力を呼びかけました。

CCUSとは

CCUSは、二酸化炭素を回収して、地中に埋めたり、燃料や化学品として再利用したりする技術です。

アメリカなどではすでに実用化されているほか、国内でも北海道苫小牧市で実証試験が行われていますが、コストの高さや二酸化炭素を地中に埋めるのに適した土地の確保などが課題となっています。

会議では、普及に向けて各国が協力して取り組んでいくことで一致し、インドネシアの油田などで共同調査などを行っていくことになりました。

日本としては、2050年までに二酸化炭素の排出を全体としてゼロにする目標の実現に向け、国際的な連携を主導していきたい考えです。