セブン&アイHD 店舗などからのCO2排出量 2050年に実質ゼロへ

流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、温暖化対策を強化するため、店舗などから出る二酸化炭素の排出量を、2050年に実質ゼロにする新たな目標を導入する方針です。今後、5年間で1000億円規模の投資を行うことにしています。

セブン&アイによりますと、コンビニエンスストアなど、海外も含めたグループの3万余りの店舗などから出る二酸化炭素の排出量を、2050年に実質ゼロにする新たな目標を導入する方針です。

これまで2013年度に比べた排出量を、2050年に80%以上削減する目標を掲げていましたが、政府が、温室効果ガスの排出を、全体としてゼロにする目標を打ち出したことを受けて、目標を引き上げました。

グループでは去年、210万トン余りの二酸化炭素を排出していますが、今後、店舗での太陽光発電やLED照明などの導入を拡大するほか、トヨタ自動車との間で進めている温室効果ガスを出さない燃料電池トラックの実用化など、今後5年間で1000億円規模の投資を行うことにしています。

流通大手のイオンも、2050年までに店舗から排出される温室効果ガスの量で実質ゼロにする目標を掲げていて、流通業界でも温暖化対策の対応が広がっています。