フェンシング日本代表チーム 選手1人 新型コロナに感染

日本フェンシング協会は、日本代表チームの選手1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。

日本フェンシング協会によりますと、19日、日本代表チームの選手1人に発熱などの症状があり、PCR検査を受けたところ、20日、新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

この選手はふだん、東京 北区のナショナルトレーニングセンター内にある練習場を拠点にしていて、18日まで同じ種目の選手やコーチと練習に臨んでいました。

一緒に練習していた選手やコーチに体調不良を訴える人は今のところいないということですが、協会では一定期間練習を中止し、自宅待機としました。

また、感染が確認された選手は20日は体温が平熱に下がり、現在は自宅で待機しているということです。

ナショナルトレーニングセンターを管理する日本スポーツ振興センターは、この選手が利用していた練習場や大浴場について20日から利用を中止しました。

日本フェンシング協会では今後、保健所の指示のもと必要な消毒を行って、安全が確認された後で、他の種目の選手たちから順次、練習を再開する予定にしています。