19日のNY株価 小幅な値動き

19日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、小幅な値動きでした。

19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて44ドル81セント高い、2万9483ドル23セントでした。

小幅ですが、3日ぶりに値上がりしました。

この日発表された失業保険の新規申請件数が5週ぶりに増えたことなどから、値下がりして始まりましたが、このところ下落していたIT関連銘柄を中心に買い戻す動きが強まって、取り引き終了にかけて値上がりに転じました。

市場では、新型コロナウイルスの感染拡大で再び景気に大きな影響が出るのではという懸念の一方で、イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」が研究結果を発表するなど、ワクチン開発への期待も強く、相場を支えています。

市場関係者は「新型ウイルスの感染拡大に対応した追加の経済対策について、アメリカ議会で与野党の交渉が再開されると伝わったことも、買い注文につながった」と話しています。