日経平均株価 値下がり 都内の新型コロナの感染拡大で警戒感

19日の東京株式市場、日経平均株価は値下がりしました。東京都内で新型コロナウイルスの新たな感染者が500人以上に上ったと伝わったのをきっかけに売り注文が増えました。

19日の東京株式市場は、午後に入って、都内で初めて新たに確認された感染者が500人以上に上ったという情報が伝わったのをきっかけに売り注文が増え、日経平均株価は一時、250円以上値下がりする場面もありました。

その後、買い戻しの動きも広がって、日経平均株価、19日の終値は18日より93円80銭、安い、2万5634円34銭でした。

一方、東証株価指数=トピックスは、5.76、上がって、1726.41。

1日の出来高は13億6824万株でした。

市場関係者は「都内で1日の感染確認が初めて500人を超え、感染状況が最も高い警戒レベルに引き上げられたと伝わり、投資家の間で警戒感が改めて高まった。日々の感染者の数に神経をとがらせる状況が当面、続くのではないか」と話しています。