横浜市 新型コロナ 過去最多の114人感染確認

横浜市は18日、これまでで最も多い114人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。横浜市では、これまで9月4日に発表された86人が最も多い人数でしたが、これを大幅に上回りました。

横浜市によりますと、18日、感染が発表された114人のうち半分以上にあたる65人は、感染経路がわかっていないということです。

このうち、すでに利用者1人の感染が確認されていた市内のデイサービス施設では新たに利用者と職員、合わせて5人の感染が確認され、市はクラスターが発生したと判断しました。

また、すでにクラスターが発生している横浜市青葉区の「昭和大学藤が丘病院」では、新たに看護師2人と入院患者1人の感染が確認され、病院に関係して感染した人は合わせて37人となりました。

さらに市内の高齢者のリハビリテーション施設では、新たに利用者1人の感染が確認され、感染した人が14人となるなど、福祉施設や病院などでの感染が広がっています。

記者会見した横浜市の舟山和志健康安全医務監は「空気が乾燥して、ウイルスが活発化していることや人の流れが活発になっていることなどが背景にあると思う。どこに感染した人がいてもおかしくないので、一人一人が手洗いやマスクの着用を徹底し、人混みには行かないなど一層の感染対策をしてほしい」と述べました。