米軍 三沢基地で新たに2人感染確認 軍関係者14人に 新型コロナ

青森県三沢市にあるアメリカ軍三沢基地は、新たに軍関係者2人が17日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。アメリカ軍三沢基地の軍関係者でこれまでに感染が確認されたのは少なくとも14人となりました。

アメリカ軍三沢基地によりますと、新たに感染が確認されたのは軍関係者の男性2人で、このうち1人は民間機で日本に来たあと今月13日に基地内で検査を受けて陽性が確認された女性の夫だということです。

もう1人は先月から今月にかけてアメリカからのチャーター機で基地に来ていて、基地内の施設で2週間隔離されていましたが、隔離を終える直前の検査で陽性が確認されたということです。

この2人や、2人と濃厚接触の疑いのある人は基地の外には出ていないということです。

アメリカ軍三沢基地の軍関係者の感染は先週も3人確認されていて、これまでに感染が確認されたのは少なくとも14人となりました。

三沢市の小桧山吉紀市長は「アメリカ軍は感染の疑いがある関係者を基地の外に出さないなど行動制限を順守しており、感染拡大の可能性は低いと考えている。今後もアメリカ軍側と情報交換していきたい」とコメントしています。